2009年12月26日土曜日

とにかく日本には来るな

反日教育が足りないんだよ。
もっと激烈な反日教育やってくれないと困るんだよ。

台湾の場合は日本の統治を受けて50年ですね。
50年の間に法治主義が定着したと思いますが、国民党が内戦に敗れて台湾に逃げてきたときも法治主義だと思ってしまったのも無理はない。
抗議活動が流血の事態になったわけだけど、それだけではすまなかった。
国民党は将来台湾のリーダーになるであろうと思われた学生などを大量に殺害した。
確か3万人くらいでしょうかね、殺されたのは。

北朝鮮なんかを見ると朝鮮民族に法治は無理ですな。
35年では定着しなかったのではなく民族として受け付けないんでしょう。
韓国でこれなんだから。


【韓国経済】ある中小企業社長の悲劇。日本では規則さえ守ればいいのに、韓国では……[12/25]

【コラム】ある中小企業社長の悲劇(上)
「息子は軍隊に行かせない」

 年の瀬にこの1年を振り返ると、忘れられず胸に引っ掛かっていることがある。「息子には『軍隊に行くな』と言った。
 『ほかの国の国籍が取れるならそうしろ』とも言った」。ある中小企業の社長が筆者の前で言った言葉だ。
 明るく真っすぐな性格の社長をよく知る者としては、社長がこんなことを言うようになるとは想像もつかなかった。

 社長が韓国社会に怒りを抱くようになったのは、11カ月前のことにさかのぼる。社長は事業で成功し、工場を
拡張・移転しようと考えた。
 管轄の区庁に問い合わせたところ、もろ手を挙げて歓迎してくれ、道知事自らOKを出した。区庁に書類を提出、後は工場を
新設し、移転するだけと思っていた。
 そうして準備が順調に進んでいたある日、工場に男が現れた。そして、「わたしは保険の仕事をしている」と自己紹介した。
従業員たちが「もう別の保険に入っている」というと、この男は「社長に会いに来た」と答えた。会ってみると、男は突然、
「工場移転の件はどうなっているのか」と聞いてきた。社長は「あなたが知ったことではない」と答え、追い返した。

 すると、その時から工場移転の話がこじれ始めた。区庁の実務担当者があれこれ口実を作り、仕事が進まなくなった。
 イライラし、腹が立って「道庁に言う」とその担当者を脅してもみた。そのたびに担当者は「できるものならやってみろ」
と言い返してきた。
「わたしは規則通りやっているのだから落ち度はなく、結局損するのはあなたの方だ」ということだ。
 あの時工場に来て「保険の仕事をしている」と言った男に、カネを渡さなければならなかったと気付いたのは後になってからだ。
 実務担当者はただの一度もとがめることのできるようなことをしなかった。
 直接カネを受け取るのではなく、それとなく暗示する手を使った。証拠がないから告発することもできなかった。

「本当に耐え難かったのは、その公務員の考え方だった。『お前はどうして一人だけ金もうけしようとするんだ。
 みんな金を払って許可をもらい、お互いうまくやっていくものなのに、お前だけどうしてルールを破ろうとするんだ』と。
 その公務員がわたしのことを『悪いやつ』とまで言っているという話も耳にした」。
 社長は「これまで一生懸命働き、脱税だって1ウォンもしていない。それなのに、わたしは悪者なのか。ほかの人々の
ようにできないわたしがバカなのか」と訴えた。

「結局、11カ月でお手上げになった。工場移転はあきらめた。わたしが何億ウォン(1億ウォン=770万円)か渡してその場を
 収めることもできた。だが、あまりにも腹立たしくてやめた」。社長は工場移転をあきらめただけでなく、工場を閉鎖した。

「疲れたし、うんざりした」という。生産は下請けに任せ、マーケティングに専念することにし、生産ラインの従業員は解雇した。
 気心の知れた従業員たちと別れた日、一人で酒を飲んだ。朝、目が覚めたら居酒屋の店主の家だった。
 泥酔状態で号泣し、店主が連れ帰ったそうだ。ここまで話した社長は、筆者を見詰めて「息子に軍隊には行くなと言っている。
外国の国籍も取れるなら取れと言う」と語った。

【コラム】ある中小企業社長の悲劇(下)
「息子は軍隊に行かせない」

 社長は、日本にも製品を輸出していた。
「日本と初めて取引するという時、『何かとうるさそうだ』と先入観を持っていた。だが、実際に仕事をしてみたら
 とても楽だった。規則さえ守ればいいのだから。いつからか、日本に家を建てたいと思うようになった」。
 社長は工場移転をあきらめた時、日本で家を建てる地方まで決めたそうだ。

「韓国では、大企業でなく中小企業が公務員を相手にする時、守るべきルールがある。わたしは中小企業の社長だが、
 そのルールは守れない。金を渡すこともできたが、これでも小さな良心があり、プライドがある」
 同席したほかの経営者たちにも同様の経験があったが、この社長を引き止めようと「それでも韓国はよくなってきている」

「今は問題さえなければ警察や消防に金を渡さなくても大丈夫じゃないか」
「中国でビジネスをしている人たちの話を聞くと、韓国のほうが希望がある」と言った。

 だが、国税庁幹部の妻の絵を税務調査される各企業が購入したり、再開発地域で公務員が金を受け取り
「問題解決は一手に引き受ける」と言ったり、建設各社は問題解決のため「美女部隊」を組織しているといううわさが公然と
飛び交ったりするのが韓国だ。
 検事が「経営者用クレジットカード」で金を湯水のように使い、検察捜査官が二人で2年間に飲食店だけで
1億4000万ウォン(約1100万円)分も接待を受けたこともあった。

 同席したある経営者は「今の韓国社会で、規則違反を恐れる人、名誉を重んじる人は競争に勝てない。こうした人々は
韓国社会では弱者であり、愚か者だ。先進国はこうした弱者や愚か者たちが勝てる社会」と言った。その日、集まった人々は
「わたしたちが生きている間にそうした先進社会を迎えるのは難しいだろう」ということで意見が一致した。

楊相勲(ヤン・サンフン)論説委員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

http://www.chosunonline.com/news/20091225000044
http://www.chosunonline.com/news/20091225000045

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