関空から金曜の夕方にソウル行きの便に乗っている、パナソニックやシャープの技術者が多数いたわけです。
確か10年以上前からそうだったわけですね。
こりゃやられるぞと言われていたんですよ。
バブルがはじけて技術者の居場所がなくなったのが大きいようですね。
技術も部品も製造装置もみんな日本のものなのに何故にやられるのか。
悪循環なんでしょうね。
あらゆる面で。
【日韓/経済】日本企業はサムスンを凌駕せよ(日経BPネット・時評コラム 財部誠一の「ビジネス立体思考」)[05/19]
財部誠一の「ビジネス立体思考」
日本企業はサムスンを凌駕せよ
先日、サムスン電子の幹部と会う機会があった。
聞きたいことが山ほどあった。
同社に対する私の感情は多くの日本人と一緒で、複雑である。
もはや日本企業には手の届かない存在か
利益だけを見れば、日本の主要エレクトロニクスメーカーが束になっても追いつかぬほど
サムスンは巨大化した。世界の主要空港はことごとくサムスン製のモニターが設置され、
グローバルに動けば動くほど、サムスンこそが世界標準なのだといわんばかりに彼らの
ロゴマークが大量に露出している。
だが日本企業は素直に賛辞を送れない。いったいどれだけ多くの日本人技術者がサムスンに
引き抜かれたことか。品位を気にせずにいえば多くの日本企業がサムスンを泥棒猫扱いをしている。
事実、日本の技術と日本製の部品なしにサムスンの成功はありえなかったし、いまもその構造は続いている。
一方、こうした見立てに対する反論もある。それどころか「もはや日本企業の手の届く相手ではない」
という声が少なからず聞こえてくる。
たしかに5月17日にサムスンが発表した設備投資計画はそうした見方を後押しする。
2010年の設備投資と研究開発の費用の合計は過去最大の26 兆ウォンになるという。
日本円にして2兆1000億円(1ウォン=0.08円)という巨額なものだった。
サムスン追撃の一番手であるパナソニックは今年度、思い切った投資を計画しているが、
それでも投資総額は1兆3000億円。サムスンの半分である。
日本メーカーはもはや眼中にないのだといわれても仕方のない差ではある。
サムスンは危機感を抱いている
ではサムスン自身はこの現実をどうとらえているのか。
最初にサムスン幹部の口をついてでてきた言葉は「危機感」だった。
「イゴンヒ前会長が会長職に復帰後、真っ先に指摘したのはトヨタを反面教師にせよ、だった。
あのトヨタですら品質問題を起こしている。次はサムスンが槍玉にあげられてもおかしくない。
品質へのこだわりを強く持たなければいけないということです」
危機感を煽ることで社内の緊張感を維持しようとするのはイゴンヒ会長一流の経営術でもある。
技術は日本に学び、ドラスチックな集中と選択、容赦ない成果主義など経営は米国を手本とした
サムスンからは、たしかに驕りらしきものが一切伝わってこない。これは凄い。
では技術力に対する自己査定はどうなっているのか。
「日本の技術、日本の部品なしにサムスンは成り立つのか」と端的に尋ねてみた。
答えがふるっている。
「我々はまだまだ日本に学ばなければいけない」
もっとも、ある大手エレクトロニクスメーカーの役員OBはサムスンに引き抜かれていった
日本人技術者の技術レベルに疑問を投げかける。
「私の元部下にもサムスンで働いている技術者がいる。しかし彼の生産技術のレベルは
20年前のもの。日本とは比べるべくもない」
日本の中小企業に目を向けている
負け惜しみとも受け取れる発言だが、この点を突っ込んでみると、サムスン幹部からは
こんな返事が返ってきた。
「個別具体的な技術だけの話ではない。私自身も日本人の技術者から考え方を学んだ。
さらにいえば日本人技術者を雇えばそれですべて解決するほど問題は単純ではない。
彼らをマネージする我々の技能があって新しい価値が創出できる」
いずれにしても私自身があらため痛感したのは彼らの貪欲さだ。
じつはサムスンの視線の先にあるのは日本の大企業だけではなかった。
ハイレベルな要素技術を持った中堅中小企業を丹念に回っているようだ。
かつて日本では大企業がティーチャーカンパニーとして技術を教え、時には資金支援までして
中小企業を育成した時代があったが、今度はサムスンがその役割を果たしかねない勢いだ。
日本のエレクトロニクスメーカーの立場に立てば、サムスンほど厄介な競争相手はいないだろう。
リーマンショックによる経済的ダメージはサムスンも日本企業も等しく受けたわけだが、
韓国ウォンは大暴落。円は急騰。韓国の法人税は約24%(売上高2億ウォン超)で日本は約40%。
韓国企業は国家戦略に組み込まれているが、日本のエレクトロニクス企業は単純自由競争のうえに
派遣社員で社会的非難の的。サムスンと対等の競争をしろといわれても気の毒だ。
それでもサムスンを凌駕する日本企業の出現を期待してやまない。
財部誠一(たからべ・せいいち)
http://www.nikkeibp.co.jp/images/bpnet/shared/author_photo/takarabe_seiichi.jpg
1980年、慶應義塾大学を卒業し野村證券入社。出版社勤務を経て、1986年からフリーランス
ジャーナリスト。1995年、経済政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」設立。金融、経済誌に
多く寄稿し、気鋭のジャーナリストとして活躍。テレビ朝日系の『サンデープロジェクト』、
BS日テレ『財部ビジネス研究所』などに出演。近著に『中国ゴールドラッシュを狙え』(新潮社)がある。
nikkei BPnet 2010年5月19日
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100519/226724/?P=1
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100519/226724/?P=2
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100519/226724/?P=3
※依頼ありました(依頼スレ127、>>526)
関連スレ
【サムスン】Samsung as No.1 ~世界最強のトップダウン・マネジメント・カンパニー(後編)[05/18]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1274162963/
【朝日新聞・社説】企業決算―技術生かす経営革新を サムスン電子など韓国企業、すでに新興・途上国市場で浸透、学ぶべき点は多い[05/16]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1273969803/
【韓国】「サムスンはアジア一番の汚職企業」金勇澈の暴露本が韓国で総スカン[04/28]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1272451385/
0 件のコメント:
コメントを投稿