2009年10月25日日曜日

地球シミュレータの役割

地球シミュレータは去年のオーストラリアの大旱魃を予測してましたよね。
大旱魃の後、日本ではあまり報道されませんでしたが、オーストラリアでは報道されました。
またブラジル沖の台風発生を予測しており実際ブラジルは有史以来初めての台風の被害を受けております。
ブラジル沖で台風の発生は今までなかったのでブラジル気象庁の警報の発令が遅れて被害が出たのです。
地球シミュレータ予測に注目していなければなりません。

温暖化予測への日本の貢献・地球シミュレータの役割(07/09/03)

 気象研究所などのグループは、既存の気候モデルで予測される将来気候のもとで、台風の眼などの構造も表現できる超高解像度大気モデルを開発し、地球全体を覆うモデルにおいて台風やハリケーンの発生・発達・衰弱をかなり現実に近く再現可能にした(図3参照)。その予測実験結果は、将来の温暖化した気候の下で予測(「将来の熱帯低気圧<台風及びハリケーン>の強度は増大し、最大風速や降水量は増加する可能性が高い」)の主要な根拠となった。


<図3(MRI/JMA/AESTOより)>

 また、海洋研究開発機構などのグループは、気候モデルに陸域生態系や海洋などによる炭素循環のフィードバックを取り入れた実験を行い、その成果は、まだ不確実性はあるが新たな知見(「気候と炭素循環が結合することで、気候システムの温暖化につれ、大気中のCO2が増加することが予測される・・・」)として指摘される上で先端的な役割を果たした。

 さらに、先に記した東大などのグループと、気象研などのグループは、それぞれ、日本の年間の真夏日数の変化などを含む詳細な地域的予測により、極端現象に関する予測(「極端な高温や熱波、大雨の頻度は引き続き増加する可能性がかなり高い」)に中心的に貢献した。



<図4(MRI/JMA/AESTOより)>

 特に、気象研のグループでは、日本各地の詳細な予測を行っている。図4は、21世紀末の温暖化した気候での、最高気温が25℃以上 (夏日)、30℃以上 (真夏日)、35℃以上(「猛暑日」)、0℃未満(真冬日)および、最低気温が25℃以上 (熱帯夜)、0℃未満(冬日)のそれぞれ年間日数の現在からの増減を示している。赤は30日以上、紫は40日以上現在より温暖化する。例えば、夏日は南西日本や本州のほとんどで40日以上増加する。これは、将来夏という季節が現在より大幅に延長することを意味する。作物の品種による適地が変わるといった影響をはじめ、農林、生態系、健康など多方面の分野への影響が生じる可能性がある。

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